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しずおか共育ネットの定時制高校生のための生き抜く力を育む事業「きゃりこみゅカフェ」

2019年2月20日、静岡市葵区城北にある「静岡県立静岡中央高等学校」(以下、静岡中央高校)で「特定非営利活動法人 しずおか共育ネット」(以下、しずおか共育ネット)による定時制高校生のための生き抜く力を育む事業「きゃりこみゅカフェ」が開催されました。 この事業は、2017年6月から静岡中央高校1階にある食堂で月2回開催されているもの。 2月20日は、今年度最後の開催となる「きゃりこみゅカフェ」でした。

「きゃりこみゅカフェ」とは?

「きゃりこみゅカフェ」は、定時制高校である静岡中央高校の生徒に向け、多様な「人とのつながりの場」と「社会的経験の機会」を提供する事業。
コミュニケーション能力の向上支援及び就労支援を図り、自立して生きていくことができる生徒の育成への寄与を目的としています。
“生徒の居場所づくりを目指すカフェ”で、地域行政や地元企業の支援を受けながら、「しずおか共育ネット」の代表理事の井上美千子さんをはじめとするスタッフ、「学生サークルきゃりこみゅ」をはじめとする大学生、社会人ボランティアによって運営されています。
高校生にとって、家族や学校関係者以外の大人と話すことができる貴重な場所。
毎回、100人程度の高校生が利用し、当日の運営には約10人程度のボランティアスタッフが参加しているそうです。

静岡中央高校は、単位制の定時制高校で、制服がなく生徒の自主性を重んじる校風です。
代表理事の井上さんはもともと5・6年ほど前から、大学生と社会人の対話の場の一環として静岡中央高校で授業を年2回ほど行っていたそう。
静岡中央高校に限らず、定時制高校では、進路や学業、家庭環境、人間関係などに悩みを抱える生徒も多いといいます。

井上さんは、人と話すことが苦手、放課後の居場所がない、進路に悩んでいるが相談する場がないといった声を直接聞き、この事業の立ち上げを決めたといいます。
「ここは何かをするための場所ではなく、あくまでも居場所。自由に楽しんでもらえたら」と話します。

2019年2月20日の開催の様子

14:00、「きゃりこみゅカフェ、オープンします!」とのかけ声の後、カフェがスタートしました。
オープンを待っていた生徒たちは、次々と入店していきます。
今回は、今年度最後の開催だったため、生徒たちにアンケートを記入してもらい、お菓子と飲み物の提供をしていました。

生徒たちは、お菓子と飲み物を片手に、友人同士で話したり、トランプなどのゲームをしたりと思い思いに時間を過ごしていました。
飲み物を飲み終わったら退出する子もいれば、一人で物思いにふける子も。
一人で過ごしている子には、ボランティアスタッフが声をかけたり、数人で集まってゲームを促したりと、それぞれの様子に応じて声をかけていきます。
大学生のボランティアに、恋愛相談している子もいました。
「『きゃりこみゅカフェ』は秘密基地のようで安心できる場所」という声が聞かれました。

カフェ以外にもさまざまな取組を実施。生徒から好評

カフェがより寛げる場所になるようにと、クリスマス会、ギター講習、おでん屋の協力を得ておでんカフェの実施、メディアで活動を知った方によるボランティアのハンドマッサージの実施などの企画を行うことも。
生徒の希望に合わせたマッチングを行い、インターンシップの実施も行っているといいます。

生徒からは、アンケートから以下のようなコメントが寄せられました。

・スタッフが親身になって相談に乗ってくれて嬉しかった
・10分程度の滞在だったがリラックスできてよかった
・雰囲気が好き。誰かと話せるのがとても楽しい
・大学生の人たちが優しく話しかけてくれた
・とても素晴らしいと思います。毎週やってほしいほど気に入っています
・ボランティアや大学生と関わることができて、とてもいい貴重な時間を得られる
・いろいろな話を聞いてもらえる安らぎの場です

お菓子や飲み物は「特定非営利活動法人フードバンクふじのくに」からの提供や、地域の方々のご好意による提供品。
今後は賛同企業の協力を得ながら、支援体制を構築していきたいとのことでした。

更新日: 2019/04/25 () 13:46

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