番町市民活動センターが発行する季刊誌・ばんたびNo.53(2023年1月1日発行分)から抜粋して掲載します。
12月3日(土)の午後、静岡市では「七夕豪雨」(1974年7月)以降の大きな被害となった台風15号を振り返り、”これから”を考えてみよう、という共有の会を開きました。
浸水被害、土砂災害、停電、断水など被害もさまざま、また、それに対するご自身のかかわり方もさまざまに異なる21人が集まり、じっくりとお話しを聞きあい話し合いをしました。
まず、それぞれ自分の体験と気持ちを整理してからグループの人たちにシェアするグループワークです。そこから、共感や新たな思いも生まれ、これからへの想いや新たなつながりが育まれる場となりました。
〇台風15号はまだ終わっていないことも共有しました。
〇備えることは、ものだけでなく、どうやって情報を出すか、又は取るか、誰のことならわかるか、誰になら助けて もらえるか、などを確認しておくことだと思いました。
〇これからもそれぞれができることをやればいいと思いました。動けるなら動けばいいし、そうでないなら、ほかのことと。
〇「型」のない話しの場。「圧」のない緩さ。大切な時間でした。
〇台風15号のことだけでなく、自分の中を見つめることができました。
〇突き詰めると、根っこにはこれからの日々をどう生きていくのかというテーマになるのかなと感じました。
〇次回2月の「番町防災の日」は何をしましょう。楽しみ。
まなキキ・プロジェクトは、新型コロナウイルス感染症による全国一斉休校や、その後、長引く学校生活の制約などの、「学びの危機(まなキキ)」に対峙するべく、津田塾大学や東洋大学、明治大学などの学生・教育・OGをメンバーとする「Learning Crisis研究会」が、2020年4月から始めた支援プロジェクトです。
障害があったり、事情があって学びにくい子どもたちも、「好奇心をもって自主的に学ぶこと」に役立てられる情報を得られるサイト(https://learningcrisis.net/)を運営したり、子どもたちがワクワク「学べる」オリジナル動画教材を作って、YouTubeの「まなキキちゃんねる」で公開しています。
また、教師を目指す大学生と、「学び」たいと願う子どもたちをマッチングし、1人1人の障害や学びにくさに合わせた工夫を提供した家庭学習支援も行っています。支援の費用は、静岡市の障害者就労B型事業所キャンバスの皆さまが作ってくださった「まなキキ・ナッツブレンド」の収益で賄われています。これからも、社会全体で「学び」を支える取り組みを提案してまいります。
静岡の学生の皆さまのご参加も、大募集中です!是非、私たちの活動を応援頂けますと幸いです。
オンライン英語サロンの様子
更新日: 2023/07/14 (金) 13:43