私は、井川と川根の魅力や情報を伝える「いかわね新聞」を発行している方に取材をしました。理由は、高校生まちづくりスクールにおいて、どうすれば静岡が盛り上がるかを課題とし、地元の良いところを伝えようと考えたためです。そこで地元の良いところを伝えている「いかわね新聞」を取材したいと思いました。
「高校生まちづくりスクール」(わかもの記者コース)は、地域に興味をもつ高校生が、市民活動に触れる・体験するきっかけを生み出す講座です。
参加した高校生は、自分の興味のある市民活動を調べ、取材しました。高校生の目線で調べたこと・感じたことが掲載されておりますので、ぜひご一読ください!
なお、記事内容については各取材先にご確認いただいておりますが、文章表現についてはなるべく原文を尊重しております。(静岡市子ども未来局青少年育成課)
「いかわね新聞」は、ユネスコエコパークに登録された井川と川根のお互いの魅力を知りたい、知ってもらいたいという想いで始まりました。「ユネスコエコパーク」とは、自然と人が共生していける地域のことで、環境を保護しながら、自然と人との調和を図ることを重点にしています。「いかわね新聞」の良いところは、場所だけではなくいろんな活動をしている人の紹介、地域との繋がり、ここでしかない物や、地元ネタがあるところです。「いかわね新聞」には、地元の人達が考えた季節ごとのイベントや、地域ならではの食べ物が掲載され、その様子を伝える写真によって、とても温かみのある新聞になっています。
イベントは、地元の人達を中心に、地域団体や行政など様々な人たちが一緒にイベントを考えています。毎年違うイベントが企画され、井川ではウオーキングのコースを活用した井川ダム見学や、井川ダム建設当時に使われていた鉄道の廃線を利用し、線路の上を歩きながら井川湖を見られるイベントなど、井川ならではの良さを存分に楽しめるようなたくさんの工夫があります。
「いかわね新聞」をたくさんの人に知ってもらうために飲食店などお店に「いかわね新聞」を置いているそうです。新聞の発行目的が井川と川根がお互いを知るためでもあるので、井川と川根には多く置いてあります。また、「いかわね新聞」の作成に加わりたいという声もあがり、地元の良さを発信したいという意識向上の効果もあるとのことです。
「いかわね新聞」について取材して、自分の住んでいる地域のいいところを探し、見つけることで自分の住んでいる地域が好きになると思いました。多くの人に「いかわね新聞」を知ってもらい、いかわね地域に遊びに来る人が増えて欲しいと思いました。
静岡市子ども未来局青少年育成課
更新日: 2018/11/30 (金) 10:37