特定非営利活動法人 音楽の架け橋メセナ静岡オンガクノカケハシメセナシズオカ
この法人は、音楽家とその活動に協力的な企業や個人を結び、演奏活動の支援に関する事業を行い、子供の健全育成、福祉の増進及び、音楽文化の啓蒙と発展交流を図ることを目的とする。
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登録:2018/03/06 最終更新:2022/04/27
ステータス:本登録
基本情報
- 法人種別
- 特定非営利活動法人
- 団体名
- 特定非営利活動法人 音楽の架け橋メセナ静岡(オンガクノカケハシメセナシズオカ)
- 代表者名
- 高橋 正彦(タカハシ マサヒコ)
- 所在地
- 〒420-0071 静岡県 静岡市葵区 一番町50番地 番町市民活動センター内
- 定款上の主たる
事務所所在地
- 〒420-0071 静岡県 静岡市葵区 一番町50番地 番町市民活動センター内
- お問い合わせ用
メールアドレス
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- 電話番号
-
054-272-3600
- FAX
-
054-272-3600
- SNS
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- ホームページ・URL
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- 内閣府NPO法人
ポータルサイト
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特定非営利活動法人 音楽の架け橋メセナ静岡
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団体の活動情報
- 定款に記載された活動分野
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学芸・スポーツ
国際協力
未就学児
小・中学生
高校生
大学生
- 団体の活動・業務
- 2006年にメセナ静岡を設立したときに感じたことです。21世紀にはいっていまだ存在する「未就学児童は入場できません」この言葉を、自らのコンサートを知らせるチラシやフライヤーに書かずにいられないのはなぜなのだろうか?音楽業界ではきわめて当たり前だったこのことが、メセナ静岡を設立したメンバーにはたいへんな疑問でした。ならば、子供も大人も一緒に聴けるコンサートを僕たちでやってしまおう。せっかく生の演奏を聴くのに素敵な会場もあったほうがいいよね、そこも準備しよう。お父さんもお母さんも私もみんなも、ちょっとおめかししてコンサートに行けたら楽しいんじゃない?そこで出会う音楽は、いつも耳にしているアニメや童謡ばかりではなく、素敵なメロディを、さまざまな音色を奏でる楽器と楽器を自由に扱う音楽家のお姉さんやお兄さんたちに演奏してもらおう。知ってる曲があったら歌っても良いよとステージから呼びかける自由な空間はこうして生まれました。あるときコンサートのなかで障がいのある子どもを連れた方から、みなさん演奏に学校や施設に来てくれるけど、ホールでコンサートに参加したことは初めてです。といわれました。そこでメセナ静岡のメンバーはまた考えました。もしかして車椅子の人たちは、知的障がいのある子供たちは、自由にコンサート会場に音楽を聴きに来ることができないのだろうか? そこで静岡県内の音楽ホールや施設にアンケート調査をしました。2011年3月の東北大震災の後です。車椅子の方の避難や子供達やお年寄りがコンサートやイベントに参加した時の避難や誘導方法など、みんなが安心してコンサートに参加できる場所や方法を知りたかったのです。その調査の結果から作成した冊子が「障がいを持つ児童と家族がコンサートの参加した際の注意点」です。現在は静岡県でも0歳から参加できるコンサートや親子で参加できるコンサート、バリアフリーのコンサートはとても増えました。こんなコンサートがあってもいいよね。みんながようやく気がついてくれたのです。私たちは次のステップへと踏み出すことにしました。
- 現在特に力を入れていること
- アートボランティア調査の報告会の開催の準備。
- 今後の活動の方向性・ビジョン
- メセナ静岡はアートと音楽(音楽もアートのカテゴリーです。)の両方を一緒に楽しむことを考えています。いままで経験してきた音楽を使用した社会貢献活動だけではなく、静岡県内で企業や行政と協力して音楽や現代アートの開催協力、大学と共同でアートマネージメントの実践やさまざま調査もおこなっています。その過程で知り合った友人たちと2019年より2022年にかけて『多世代にまたがる文化事業とまちおこし事業に関わるボランティアスタッフの意識調査とボランティア活動のための調査と実践』をテーマに調査をおこないました。調査報告書のタイトルは「いちアートボランティアがモヤモヤの正体をみつけたくてアートボランティアに関わる人たちに話を聞きまわった3年間の軌跡2019-2021」は専用ページバナーよりダウンロードが可能となっています。メセナ静岡でも3年間にわたる長期の事業というものには挑戦をしてことがありませんでした。事業の最初から多くの時間を使い調査に携わり、報告書の制作編集において素晴らしいセンスでまとめ上げた繁田和美さん、市民活動の目線から考察をした深野裕士さん、調査の手法そのものを支えていただいた芸術文化観光専門職大学助教井原麗奈先生と認定NPO法人しずおか環境教育研究会山本由加理事長に感謝すると共に、制作した報告書をみなさまにどのように使っていただけるのかという提案と活動が、令和4年度からの音楽の架け橋メセナ静岡のあたらしい目標+となります。
21世紀にはいり、インターネットに接続するスマートフォンの爆発的普及や音楽制作や視聴をおこなうデバイスの素晴らしい進化とともに音楽やさまざまなArtを楽しむことの意識や方法、環境は劇的に変化を遂げています。特に音楽、映像、美術は、音楽と造形美術、映像作品と音楽、音楽と文学など、アートの全領域で、密接な関係性を持つようになってきたと考えます。
メセナ静岡が目標として掲げてきた静岡県の音楽力の向上は、Art芸術を愛する市民みなさん一人ひとりのアートへの愛情と理解、普段の生活と深く関係性を持たなければ活動の目標はなし得ないと思います。また音楽も含めさまざまな芸術は持続可能な社会を目標とするSDGsとも深く関わっています。人間の多様性を支えるArt芸術の持つ可能性を信じ、これからも音楽の架け橋メセナ静岡は楽しんで活動を続けます。
さあ皆さんもご一緒に音楽を芸術を人生を楽しみましょう。
- 活動地域
- 静岡県静岡市 静岡県浜松市
- 利用している
市民活動センター
- 番町市民活動センター
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活動実績
- 2022年03月
-
他のNPO・市民活動団体との協働、他の学協会との協働研究・協働の実績
多世代にまたがる文化事業とまちおこし事業に関わるボランティアスタッフ確保のための調査事業を2019年から2022年3月まで行いました。
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