12月といえば何を思い浮かべるでしょうか。 クリスマス、イルミネーション、年賀状準備に大掃除、一年の締めくくり…。 たくさんのイメージがある12月ですが、実は、「寄付月間」と呼ばれていることをご存じでしたか? あなたが「誰か」のためにできること、「未来」のためにできること。少しだけ、「寄付」についてゆっくりと考えてみませんか。
そもそも、「寄付」とは何でしょうか。
寄付とは、募金活動をしている組織や、慈善活動をしている団体に、自らの意思で金銭や品物を「贈る」ことです。
どこかで困っている「誰か」を助けるため、あなたが思い描いている「未来」を実現するためにできる社会貢献活動です。
「寄付月間(Giving December )」は、NPO、民間企業、行政等が一丸となって寄付の大切さや役割について考え、寄付を推進する全国的なキャンペーンです。毎年12月を寄付月間と定め「欲しい未来へ、寄付を贈ろう。」を合言葉に2015年から取り組まれています。
静岡市は、寄付月間の趣旨に賛同し、市民活動(NPO)を支える気運を高めるための取り組みの一環として、2024年から寄付月間の賛同パートナーになりました!
▼寄付月間についてはこちらをご覧ください(外部サイトへリンク)
寄付月間ウェブサイト
「Non-Profit Organization」又は「Not-for-Profit Organization」の略称です。「Non=非…」「Profit=利得」「Organization=組織」。
つまり、利益を追求するのではなく、地域社会や特定の課題に対して支援活動を行う団体です。環境保護、福祉、教育、文化振興など数多くの分野で活動しているNPOは、私たちの地域でも、いち早く課題に気づき、解決に向けた重要な役割を果たしている身近な存在です。NPOは多くの場合、寄付やボランティアの力で成り立っています。
NPOへの寄付は、地域の課題解決を前進(善進)させ、生活を豊かにする力となります。
例えば、子どもが好きな方は地域の子どもたちの教育支援、海や山、動物が好きな方は自然環境保全や動物の保護活動など、あなたが大切にしているものを守り、充実させるための取り組みを行うNPOへの寄付を行うことで、社会を、あなたが望む未来に近づけることができます。
さらに、寄付は「支援する」という意味だけではなく、あなた自身が社会の一員として参画し、共に課題に向き合う姿勢を示すことにもつながります。
寄付月間をきっかけに、NPOへの寄付を考えてみませんか?
寄付の方法は、下記のような方法で、あなたのライフスタイルに合った形で支援が可能です。
①直接寄付:NPOの公式ウェブサイトや口座を通じて、手軽に寄付ができます。
②ふるさと納税:ふるさと納税を通じて、NPOを支援する取組をしている自治体もあります。税制優遇を受けながら地域貢献ができます。(静岡市も実施しています!12月中がチャンス!)
③クラウドファンディング:インターネット上のクラウドファンディングを活用して、具体的なプロジェクトを応援できます。
④ボランティア参加:金銭的な寄付だけでなく、NPOの活動に直接参加することも大きな支援です。
寄付は金額の多寡に関わらず、地域社会をより良くするための大切な一歩です。
地域のNPOが持続的に活動を続けていくためには、市民一人ひとりの協力が欠かせません。
私たちの未来のために、是非、あなたの力をお貸しください。
静岡市では、市内の市民活動団体の公益的な活動(プロジェクト)について、ふるさと納税の仕組みを活用して市内外から寄附を募り、集まった寄附額から経費を除いた金額を助成金として応募団体に交付する事業「ふるさと応援寄付金等によるNPO等指定寄附事業」を実施しています。
現在、市内の2つの自治会連合会が寄付を募集していますので、ご協力をお願いします。
五穀豊穣を祈る例大祭のために住民有志により立ち上げた「一色煙火保存会」の手筒花火大会を開催します。
地域資源や「一色煙火保存会」を知ってもらい、新たな会員の募集、人材育成、活動の活性化を 図り、手筒花火の伝統継承をします。また、地域の活力を取り戻すことを目指します。
▼寄付受付ページ(外部サイトへリンク)
さとふるクラウドファンディング(2025年2月28日まで受付)
▼団体の想いや活動内容を取材した記事はこちら(サイト内リンク)
地域おこしのために始めた手筒花火を、伝統文化として次世代につなげる「一色煙火保存会」
地域の子どもたちをはじめ、たくさんの方々と自然豊かな大川ならではの体験を共有したいと考え、木こり体験などの里山体験や満天の星空の下で映画鑑賞会を実施します。
子どもたちとともに、大川の魅力を再発見すること、地域をともに盛り上げ、深い交流を築くこと、子育て世代が暮らしやすい地域になることを目指します。
▼寄付受付ページ(外部サイトへリンク)
さとふるクラウドファンディング(2025年2月28日まで受付)
▼団体の想いや活動内容を取材した記事はこちら(サイト内リンク)
中山間地域で自発的に組織された学童保育運営の中心的存在を担う「奥藁科きのこの会」
※この記事は令和6年12月1日現在の情報をもとに作成されています。
更新日: 2024/11/26 (火) 13:58