イベント詳細
貧困問題はSDGsの前身であるMDGsの時代から目標の1番に掲げられ、「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の前文には「我々は、極端な貧困を含むあらゆる形態と側面の貧困を撲滅することが最大の地球規模の課題であり、持続可能な開発のための不可欠な必要条件であると認識する」と書かれているほどに重要な問題です。
途上国における絶対的貧困だけでなく、日本国内でも相対的貧困、そして子どもの貧困が大きな問題とされています。
この静岡においても決して他人事の話ではありません。
今回はNPO法人POPOLOの事務局長であり、NPO法人フードバンクふじのくにの事務局次長でもある鈴木和樹氏をゲスト講師にお招きして「静岡の貧困問題」や、その対策の一環でもある「フードバンク事業」、また関連して、今年成立した「食品ロス削減推進法」などについてお話いただきます。
後半はしずおかSDGsネットワーク代表木下が聞き役となってSDGsにも絡めてそれらの問題にどう向き合っていくか対談形式で掘り下げていきたいと思います。
ゲスト講師:鈴木和樹氏
1981年5月13日生まれ。静岡県静岡市出身
子供のころに生活保護を受給した経験を持ち、祖母と叔母に育てられる。
社会に助けられた自分だからこそ、困っている人の役に立つ仕事をしたいと考え、 2007年より路上生活者やネットカフェ難民の方々に対して、生活保護申請同行などのボランティア活動に取り組む。
その後、2010年に生活困窮者自立支援団体であるNPO POPOLOを設立。
現在は、NPO法人POPOLO事務局長として、食料支援であるフードバンク活動、生活困窮者の自立支援施設である富士POPOLOハウスの運営、 キャリアコンサルタントとして、長期離職者を対象とした応募 書類の書き方講座を実施。
『生活保護以外の支援方法が選べる、多様なセーフティネットの構築が必要だ。』が持論。
【 現職 】
NPO法人POPOLO 事務局長
NPO法人フードバンクふじのくに 事務局次長
全国フードバンク推進協議会 理事
島田市地域福祉活動計画策定委員
所持資格
社会福祉士
2級キャリアコンサルティング技能士
キャリアコンサルタント
登録:2019/11/27 最終更新:2019/12/11